ニャンデレラストーリーは突然に・・・ PR

【ニャンデレラストーリーは突然に。Vol.33】ポポロンと不快なカリシウイルス 我が家の猫を襲ったクソ菌との闘病日記

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連日楽しい記事をたくさん買いていますが、毎週土曜日だけはこちらを更新させてください。

「ニャンデレラストーリーは突然に・・・」

死に体だった僕が猫と出会って馬鹿でかい一軒家まで建てられるようになったお話を、人生を振り返りながら書く僕の遺書みたいな連載・・・(不吉なこと言うな)

週一更新ながらたくさんのアクセスをいただいておりますので、続けられております・・。

現在は人生初のウイルス騒動からの闘病生活を買いております。少し辛い内容ですが、大事な思い出なので、書き進めていこうと思います。

全猫ウイルス感染という大悲劇

前回の記事で伝えた通り、リュックの手術帰宅後から1日ごとに我が家の猫全員が嘔吐

幸いなことに女子チームは全員快方に向かい、ご飯も食べ今も走り回っている。

ボコたんは何故かアスリートか?ってくらい全力で家中走ってる。

リュックも一口だがご飯を食べた。

が、翌日はまた食べる気配がなく、未だに不安がつづています。

1.2日なら、手術が怖かったのかな。。。と思うのですが、流石に一週間となると、、長くて・・・

と当時報告していた夜にリュックが突然食べ出し、うんち、おしっこもして、水も飲み元気モリモリになりました。夜も普段に近い量食べるようになり、きちんと食べ完治も近い感じに!空気の読めちゃうリュック。そして何より動物の本能というか、「これ以上食わんとやばいな」というのがはっきりわかってる感じでした。

とにかく、よくなってくれることに越したことはない。嬉し涙が止まらん。

・・・が、しかし、ここで一番心配だったリュックよりも大変な症状を起こしている猫がいました。

勘のいい方はお気付きかもしれない。

そう・・・ポポロンです

ニャンデレラストーリーは突然に・・・のみんなとの出会い記事でも書きましたが、ポポロンはもともと捨て猫だったため、親の授乳をほとんど受けられていない可能性がある子だったのです。

しかもそんな中で過酷な外に捨てられていたとなると、、考えたくもありませんよね。

赤ちゃん猫にとって母親のミルクはワクチン

生まれたての子猫は親猫の授乳がワクチン替わりとなっていて、小さい頃に親に育ててもらっていない子は体が弱くなる事があるそうなのです。

それがきっかけでキャリア猫になってしまったり、アレルギー体質になってしまったり…それが全ての原因ではないとは思いますが、とにかくポポロンは運動神経はいいのですが、実は生まれつき体が弱いのです。

写真を見て気になった事がある方もいるかもしれませんが、目の白い膜(瞬膜と言います)が他の子より少し出ていたり、運動しすぎたり、花粉シーズンになると、咳が出てくることもあります。

末っ子でもありTwitterでもアイドルのポポロンは実は虚弱体質、とまではいきませんが、少し弱い部分がある子なんです。

それでも愛をもって共に暮らし、共にたくさん遊んで一緒にたくさん食べて、引くほど寝て、日々をしっかり生き、しっかり大きく育ってくれて、我が家では一番体重も重く、ジャンプ力も他の子の3倍くらい!

ご飯も誰より食べるし、猫圧もみんなの50倍くらい強めです。

僕が猫圧を撮影するようになったきっかけも実はポポロンの挙動を毎日撮影して、体調不良や、目の膜の腫れ、動きのキレ、可愛さ←

などをチェックするためだったりします。もちろん、ほかの子の毎日の健康チェック、ボディチェックも含みます。

身体が弱い子なのを理解していたので、一度でも外に出たら必ず部屋着に着替え、天気や場合によってお風呂に入ってから部屋へ、と菌はできるだけ家に持ち込まないように気をつけていたはずなのですが・・・

ウイルスのキャリアとは

猫は菌を持って生まれてきたり、幼少期にウイルスに罹るとそれを一生保有して生きていきます。

普段はなんの悪さもしません。ただ免疫力が落ちた瞬間に「よっしゃ!体弱ってる!菌暴れたろ!」と暴走を始めるのです。

それがまさに今回の「肥満細胞種の手術後」に起きたのだ。手術を行い免疫力が落ちているリュックが(おそらく)もともと持っていたカリシウイルスが爆裂発動。

嘔吐を繰り返し、その吐瀉物にカリシウイルスが紛れ込み、部屋に充満。それが他の猫たちへ・・・という流れだろう。

そしてウイルスに感染したからといって、症状が出るかどうかは、免疫力次第。

女子たちが症状が比較的軽く済んだのは女子たちが神経が図ぶt・・・・もとい、健康だったからこそ、すぐに治ったのです。

にしてもまさかリュックの中に潜在的に存在していた菌があったなんて・・・

…と悔やんでも仕方ないのですし、誰のせいでもない!戦うしかないのです!くそう!!目の前にカリシの野郎が個体として現れたら引くくらいぶん殴って死滅させてやるのに!!

そんなことを思いながら、安静にするみんなの横でシャドーボクシングをしていた僕(格闘技経験0)

と、そんなこんなで愛しのポポロンが、今回の一連の流れで、初めてウイルス感染を受けてしまったわけです。

でもみんなも良くなってきてるし、じきにじゃね?

そう思いますよね。

ええ、確かに、他の子は1,2日嘔吐、食欲不振、で快方に向かったのですが(とはいえまだまだ完治という感じではないかな?)

ポポロンは違いました。

口からは永遠ヨダレを垂れ流し、息も荒くずーっと激しい舌舐めずりを続け、定期的にピンクの嘔吐をしてしまいます。(ピンクの嘔吐=血が混じっている)

ヨダレが止まらないポポロン。※ポポロンファンにはショッキングな画像ですみません、、

おそらく夜も殆ど眠れておらず、朝起きると部屋はゲボの海でした。あまりの惨状に写真を投稿できませんが、嘘なしで、どこを歩いてもゲボを踏んでしまうくらい、ゲボまみれです。

ポポロン1匹でこんなに吐いたと思うと、脱水も心配ですし、体力が持つのか、、、と心配でなりませんでした。

不安に駆られすぐに先生にお電話

前日深夜に先生にお電話し、どうしたらいいか伺うと、身体が少し弱いのを知っている先生はすぐにピンときて

先生
先生
ポポロンくんを明日朝1で連れてきてください。リュックはそのまま様子見で大丈夫そうだから、ストレスも考えて、家でゆっくりさせてあげて!

と、約1週間毎日顔を合わせているからかいつのまにか「リュックくん」ではなく「リュック」と呼び捨てに。

知らんうちに先生とリュックの絆が深まっていた事には少し嫉妬したが、そんなことはさておき、、

即連れて行ったところ、他の子は概ね自己耐性で治ったのだがポポロンはなんと即インターフェロンを打つ事に。

先生
先生
この子は以前から瞬膜もちょっと出てたり、アレルギー体質かもしれないしキャリア気味なところがあると思うので、今後も気にかけたほうがいいですね。

との事だ。

先生
先生
ここまで症状がひどいと、自宅で錠剤を飲ませるのは難しいと思うので、ここでインターフェロンを投与しておきます

ということで

  • 胃酸を抑える薬
  • 吐き気どめ
  • インターフェロン
  • 皮下点滴

とフルコース並みの処置をしてもらい

先生
先生
これだけやりましたが、症状が強すぎるので今日はご飯もお水も飲まないと思いますが、皮下点滴で水分はとってるので心配しないでください

との事。

ご飯を食べないと死ぬほど心配になってしまうが、先生がこうして症状やその後の経過の予測をして先に伝えて下さるので安心して看病出来る。ありがたい・・・。

人間も胃腸炎の時は胃を休めるためにも食べないほうが早く治るというが、そんな感じなのだろう。

変に食べてしまうと胃が荒れて、また吐いて、を繰り返してしまう可能性もある。

食べてしまうとまた胃酸が出てしまい吐いてしまうので、この処置はとても助かった。

帰宅すると薬の効果もあり嘔吐は一切止まったが、なんとよだれが止まらない。

食べ物の匂いを嗅ぐとえづいてしまうため、ケージへ隔離。

僕も過去にノロウイルスになってしまったことがあるが、まさにあの時のような感じだろう。辛い。辛すぎる。目の前に匂いのあるものが来ただけで吐いてしまって、24時間トイレ生活だった。あんな辛い思い、させたくない・・・。

とにかく心配なので大好きなクマさんとお休みしてもらっています。

ただ一つ安心なのが、水はひたすら飲んでくれるので、あれだけヨダレを出していても脱水の心配はなさそう。

ただ、とにかくよだれが半永久的に出つづけているので失った分の水分補給を一回で行っているのだが、とにかく長い。30分弱くらい永遠水を飲み続けるのだ。それほどまでに水が足りていないということ・・・。水を飲んでいて、嬉しいことなのだが、その辛そうな後ろ姿を見ると涙が止まらなくなる。

水をたくさん飲んでいること自体は、とても安心だ。しかしご飯を食べないことによる栄養不足は心配なので、早くご飯たべれるようになってくれーー。

リュックが徐々に食欲が戻り、安心してきたところでポポロン…

でも、全員を幸せにするんだから、全員をバッチリ直すまでは命がけで看病するぜ。

愛してるぜベイビー!

次回予告

ここから数日間連続通院したポポロン。

どうなっていくのか、、まだまだ安心出来ません。

本業の作曲をかれこれ10日くらいしてなくて流石に焦るが、まぁ自由業だしノリだろと割とポジティブな響介と今が折り返し、必ず良くなるポポロン

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