みなさま、私猫マスター、とんでもない大失態を犯してしまいました。
先に謝罪いたします。本当にすみませんでした。
先日、僕はいつも通り、
朝、お花の水やり、その後
ブログを書き、作曲をして、またお花ちょっとやって、また曲を書いて、いつも通りみんなとご飯を食べていつも通り就寝しました。
いや、そのはずでした
ただならぬ異変を感じた猫マスター
何かが、何かが変だ。
正体はわからないが、僕の体の感覚がそう訴えてきている・・・・
なぜか眠れない・・・・
めちゃ不安感・・・
いてもたってもいられず起き上がり、部屋を見渡すと・・・・
どう見てもいないのだ。
ボコたんが
いや、絶対いたはずだったんだが、いないのだ。寝室に。
いやマジか!?え!?そんなはずは!?
ヤッベ〜〜〜!締め出ししちゃったか汗!!!
そう思った僕はリビングに向かった・・・が・・・
おらん
どこにも!!!3階の猫部屋にも!!!
リビングにも!!!どこにも!!!
僕のスタジオも見た、トイレも、お風呂も、ベランダも、一応可能性のある部分は全て見た。
が、いない。玄関ロビーもすべてみた。
しかし、いない。
絶対に!!!いない
気配がないのだ。大きな音を立ててみても、呼んでも声も気配も音も何もしない。
これは・・・脱走したんだ・・・
そう思わざるを得なかった。深夜に一気に血の気がひき倒れそうになった。
色々振り返ってみる
まず朝、猫圧も撮った、その時は絶対にいた・・・はず・・・
ほら・・・って・・・え!?いない・・?
いや、なんでそんなとこから見てんねん
そう、我が家の猫たちを知っている方々ならご存知の通り、ボコたんは引っ込み思案×5000くらいの性格なので、この距離感で普通なのだ。
困ったもんだ・・・。
いや、しかし、朝いたとなると・・・
はっ!!!
まさか・・・・お花に水やりをする時・・・一緒に外に・・・?
いや、絶対ではないが、ボコたんが先陣きって僕と一緒に出て行くなんてそうそう考えられない・・・しかし絶対にあり得ないわけではない・・・か・・・。
となると・・・あとは・・・
夕方の水やり!?
何を隠そう僕は半分引きこもりなので家からはほとんどでない。玄関や窓を開けるタイミングもその1,2回しかないので、そこの記憶で家にいればまあまずほぼほぼ外に出ている可能性はない・・・。
いや、しかし夜も普通にカリカリーナで寝てた気がするんだが・・・
ムゥ・・・
記憶を幾ら辿ってもいる・・・気がする・・・何せボコたんは影を薄くする才能に長けているので本当にあの記憶がボコたんなのか、誰かの影なのか・・・わからんのである・・・
しかし、今確実におらん・・・
マジでどこ見てもおらん。
本当に探せる場所はマジで抜かりなく探した。
どら焼きだってなんだって全部ひっくり返して覗き込んで全て見た・・・はずなのに・・・
いない・・・
リビングから3階から玄関から、全てを20往復くらいした。日も上りだした。
見つからない。
自然と涙が溢れてきた。辛い。自分の管理不足で、どこからなのか、いつなのか、わからないが、脱走してしまった。
それが事実となってしまう気がした。僕は猫たちの脱走には特に気をつけていた。国家機密を扱うかの如く、ドアの施錠や半閉まりの確認、外からもリビングのカメラでみんながいることをしっかり確認。
お花に水をやる時だって、なんだって、必ず足元を見ながら、ドアから一緒に出てきてしまっていないか、ついてきていないか、常に意識を最大限に高めていた。
しかし最近、仕事が忙しすぎて意識が散漫だったのかもしれない
しかし、そんなことは言い訳にはならない
脱走してしまったのであれば、それは全て僕の責任だ
どうしよう。よく読者様に脱走の相談を受け偉そうに回答をしている僕だが
いざ自分に降りかかるとどうしていいかわからない・・・。手が震える・・・止まらない涙・・・
しかし1秒でも早く行動を起こせば1cmでも近くにいるうちに捕まえられる可能性が上がる。この記事でも書いているように、脱走した時の基本は
トイレを玄関に置くことだ。
匂いを出すことでかえってきやすくなる。
そして好きなおもちゃ、好きなご飯、おやつ、居場所を玄関周りに配置するのだ。
一刻の猶予もない。
ボコたんが異様に気に入っているカリカリーナライオンも、外に出して、帰ってきやすくしよう!
重いんだよなこれ、、両手でもなかなかの重量・・・でもボコたんのためだから・・・
頼む・・・かえってきてくれ・・・・我が家のアイドル・・・ボコたん・・・
ヨイショっと・・・・
そりゃ重いな
思いとは何よ。レディに向かって失礼ね
てめえええ!!!!!
・・・・
いてよかったああああああああああああ
マジでフェス行ったくらい大声で泣いた
いました・・・
絶対的にこの中も探したはずなのに、鳴きもしやがらねえ・・・・
手も突っ込んだはずなのに・・・最大限奥地に隠れてやがった・・・
深夜は真っ暗でマジで見えなくて、陽が登ってきて、持ち上げてやっと気がついた・・・
なぜなの・・・なぜそんなことしたの・・・
そりゃ、まあ・・・こんな騒がしい連中といたらたまにはそんな気持ちなるよな・・・
いや・・・しかし、マジでいつ寝室から離脱したんだろうか・・・
謎は深まる・・・
にしても締め出されて「にゃーん!にゃーん!入れて〜!」とか鳴いたりしないで、静かにライオンに食われて寝てるってこいつ並大抵の肝っ玉じゃねえよな・・・
見習うべき精神力・・・
とにかく
いてよかった
世間からは深夜に猫のトイレと猫じゃらしを玄関に置く奇行をしてるようにしか見えない響介と一人旅堪能してたボコたん