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【猫の寿命が伸びる理由】猫と暮らし出してまだ1度しか経験のないこと。その2回目がついにやってまいりました。嬉しいけど、切ない。猫と暮らす人にとって大事な、ご飯のお話。

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猫達と過ごす日々。幸せな日々。

たくさんの幸せをもらってたくさんの経験をさせてくれてます。

毎日元気に遊んで、毎日元気に食べて、トイレして、僕と同じ布団で寝てくれる!最高の日々。

そんな猫達。

みんなと暮らし出して「”初”2回目」です。

なんのって?日本語変じゃね?って?

それはね。

ご飯チェンジ

厳密にはみんなの体調管理のためにご飯をちょこちょこ変えたりはあったのですが、僕が今回伝えたい「2回目」

それは。

みんなの年齢に合わせて、ご飯を変える

このタイミングのことです。

猫のご飯は年齢に合わせて変わっていく

猫に限らず動物は年齢によって食事が変わっていきます。

猫と暮らさない方は意外と知らないかも。

でも人間に例えたらミルクから離乳食へ、そして野菜やら肉やら食うようになって…歯が弱くなってきたら硬いもの食べられなくなります。そんなふうにご飯も様変わりしますよね。

猫たちだって、そうやってご飯を選んであげる必要があるのです。

各フードメーカー毎に年齢や飼育環境、体質によってご飯の種類がたくさんあります。

ある程度品質の高いメーカーさんなら大体年齢毎に分かれています。

ロイヤルカナンで言えば

1年未満の仔猫用フードがあって、それを超えると

成猫用のフードに切り替えます。大体「成猫」用というのが7歳か8歳まで、というのが多いです。(各メーカー毎に違うので、きちんと読んでくださいね。)

ただ、以前獣医さんに聞いたところ「誕生日で8歳になった瞬間に変えなければいけない!というわけではないので笑、それぞれの子達の体の様子なんかをみながらゆっくり変えて行ってもいいと思いますよ。」

とのことでした。

年齢はあくまで数字でしかないので、猫たちそれぞれの体がどこまで歳をとっているかはあくまでその子たち次第ですからね。

無理に急激に変えなければならないというわけでもないのです。ロイ

そしてその「成猫」用の次が

8歳以上的な表記になったり、場合によっては

シニア猫用、老猫用、というちょっと嫌な表現になります。笑。(上記のご飯は12歳以上の猫用です)

このようにメーカーが定めた年齢毎に適したフードがあるのです。

もちろん、1度目は1歳になる時。

赤ちゃん猫の時はとにかく成長しなければいけません!そして何よりめちゃ食います!だからきちんとその辺の栄養バランスが取れている1歳用のご飯をあげましょう。

特に生後数ヶ月の子猫の時は出来れば1日に4~5回に分けてご飯をあげましょう。

やつらは一気に食べれる量が限られているのに、すぐに消化されてすぐに腹が減ります。

そしてガンガン栄養を吸収するので、お腹をしっかり減らさせて、しっかり食べさせて、とやってあげられるととても元気に育ちます。

時間で区切ってたくさん食べさせてあげましょう。

次が7歳or8歳あたりでのご飯チェンジ

我が家のボスリュックとソラ。我が家に初めて幸せを運んできてくれた2匹。

彼等が今年9歳になりました。

そしてニックとピーボも8歳に。

8歳になる時に先生にフードの変更について相談すると、

「7歳のごはんと書いてあっても、別に誕生日きっかりに変える必要はないですよ笑。その瞬間に体が変わるわけじゃないので焦らなくてもある程度はゆっくりとで大丈夫です。最悪10歳とかまでそのままでも問題ないことが多いですよ。」

とのことだったので少しタイミングをずらしつつついに飯チェンです。

どうやって変える?ただ変えていいの?

「今日から変更〜〜〜!」

・・・・ダメなんですね。これが。猫は食にうるさい動物。

急に新しいご飯にすると、

「おい、前のはどこだ!」てなる子もいます。

中には「おっ新しい飯!ラッキー!」て子も多いです。

しかしいきなり新しいご飯をあげて、新しいご飯を気に入ってしまい、アレルギーや病気などでそのフードが食べれなくなった!など、何かが起きてしまい、前のご飯に戻したら2度と食べてくれなくなった。

なんてこともあるのです。

そんな時のために、今食べてるご飯と新しいご飯を混ぜて、少しずつシフトしていく、必要があるのです。

いやいや、別にご飯戻さないでしょ。

そう思うでしょう?

しかし一番気を付けなければならないのが、先述した、アレルギーや体質。

特に我が家は過去に粟粒性皮膚炎をやっているソラや時期によってハゲが出来るニック。アレルギー性の鼻炎を持っているポポロン。ハウスダストと花粉が苦手な響介がいます。

もし新しいご飯でアレルギー反応を起こしたら?

どうなっちゃいます?人間なら「俺蕎麦アレルギーだから蕎麦無理なんだよね!」で終わりですが

猫は食べちゃいます。お腹が空いてたら食べちゃいます。

でもアレルギーは出ちゃいます。

皮膚炎なり、嘔吐なり、何かしらの症状が出ます。

そして何より猫はアレルギーの特定が難しいと言われています。

ご飯の中にも何十何百という成分が含まれていて、フィッシュからチキンに変えたからと言って

「このご飯食べて出たってことはチキンアレルギーだね」

と、簡単にわからないのです。血液検査をしても細かいところまでわからないらしいのです。

過去にソラに皮膚炎が出て獣医さんに相談した時も

「猫のご飯のアレルギーはほぼ見つけられないと思ってもいい」くらい言われました。

それではどうする?

答えは簡単。

「過去に食べてて大丈夫だったご飯に戻す」

これ一択です。

Aのご飯からBのご飯に変えたら症状が出た。

それであればAに戻すだけです。

しかーし!!

ここで、一気にAからBに変えてしまっていると、Aに戻そうと思っても、なんとびっくりAのご飯を食べようとしない子がいるんです。

「新しいほうがうまかったからな。」

と言わんばかりの顔で前のを食わなくなったりするんです。

そして、何よりアレルギー持ちの子が、何かしらのアレルゲンの含まれるご飯に一気に変えてしまうと、症状も激しく出ます。

それらの防止のためにも、ご飯を徐々に変えていくのが大事なのです。

僕の家ではこうやってご飯をあげています。

自動給餌器「カリカリマシーンSP」

を使って混ぜています。

「え?そんな機能あったん?!」

いいえ、ありません。

しかし、上手く使わせてもらっちゃってます。

普通は上の部分からご飯を入れてはいおしまいですが、僕は

このヒカルくんシステムを使っています。ツートーンです笑。

右側と左側に違うご飯を入れておき、ご飯をしたから出すと、綺麗に二つが混ざった状態で出てきてくれます。

完璧に同じ量ではありませんが、結構いいバランスで出るのでとても重宝しています。

ちなみに自動給餌器ではありますが、僕はその都度その都度スマホで押して出しているので時間になったら勝手に出てきてみんなが勝手に食べてる、とかはやっていません。

だってみんなが食べてるのみたいじゃないですか・・・・

そして何よりご飯を食べる様子を見るのは健康管理に直結するので、自動で出さなくて済む環境なのであれば、ぜひ手で出して、食べてるところを遠目に見守ってあげてください。

ちなみに・・・最近見つけたのですが

このカリカリマシーン用のトレイが秀逸で、とてもお薦め。

簡単に取り付け取り外しができるので、一度ここにみんなのご飯を出してから、それをお皿に取り分けています。

既存のトレイだと、奥の方に落ちたご飯は猫が食べられなかったり掃除がしにくかったりするのですが、このトレイがあると、傾斜がついていて、お手入れもしやすいです。カリカリマシーンを持っている方は必需品です!

我が家は何に変わった?

メディファスの1歳用から7歳用に一年から2年かけてゆっくりチェンジしています。

ホントはここまでやる必要ないんですが、多頭飼いで年齢もそれぞれ違うので一応時間をかけて、頑張ってます。

7歳になる前くらいのタイミングからカナガンのデンタルケア用のご飯も中に混ぜてあげています。

年取ると人間と同じで歯のトラブルが増えるので、歯磨きが苦手な猫達でも少しでも歯のケアが出来るよう考え、少しお高いですが頑張って買っています。

ご飯としての質もものすごく高くおすすめです。

そもそも猫の寿命が年々伸びてる理由

猫って、年々平均寿命が伸びて行ってるのをご存知ですか?

それこそ昔は10歳生きれば長生きとか言われてたり、野良猫は5年くらいだったり。

そんな猫が今では17〜20歳くらいは平気で生きられます。しかも健康に。

ギネスに認定されている猫ちゃんなんて38歳と3日です

我が家の猫たちはそのギネスを破って長生きしちゃいますけどね。

38歳はすごすぎますが、20歳超える猫ちゃんもめちゃくちゃたくさんいます。

明確にその理由となっているのが「医療」はもちろんですが・・・・実は

ご飯の品質向上

なのだそうです。獣医のものすごい人たちがみんな口を揃えて言っています。

医療でどうこうする以前の問題というか、ご飯の品質が上がることで病気もしにくくなったり身体が健康でいられるようになっているらしいのです。

そして室内飼いオンリーの猫が増えたことも長寿命の秘訣となっているそうです。

最近は猫が最も弱いと言われていた腎臓病を治せる治療法なんかも見つかり、そのためにいろんな方々がめっちゃガンバってくれています。

この腎臓病が治せるようになると本当に30歳も全然夢じゃなくなるらしいです。こうしてどんどん猫たちが幸せに過ごしていける時間が伸びていて欲しいです。

我々人間も、大好きな猫たちと一秒でも長く過ごしたいですよね。

そのためにできることはなんでも頑張るのです。

最後に

我が家はアレルギー持ちの子がいる以上、ご飯も一筋縄では変えられません。

おやつも簡単にあげられません。

もしあげる場合はいつ何をあげたかしっかりメモしたり、成分表をメモしています。

症状が万が一出てしまった時先生に伝えられるように。

できるだけ穀物などが入っていないものを選ぶようにしたり、一応できることは頑張っています。(もちろんたまにちゅーるとかも食べますよ)

おやつはこちらがお薦め。我が家の猫たちでも安心して食べられるモグリッチ!

人間もアレルギーがあると大変です。

しかし、猫ももちろん大変なのです。

もちろんアレルギーがない場合も、ご飯を徐々に変えるのは胃や体にもいいので、是非徹底してみてくださいね。

幸せな猫ライフを。

自分は肉とラーメンしか食べてない響介と本当はもう少しおやつ欲しい猫達