前回の記事では、ソラのハゲについて触れていきました。そこで速報なのですが、、
同じ時期になったら、また禿げちまったぜ・・・・と凹んでいたのですが、そこから1ヶ月経った現在はまた普通に生えてきました。ちょうど生え替わりの時期というのもあるかもしれませんが見事に生えてきています。
ストレスが軽減したのか、強めの除菌、加湿器を入れたので、それがいい方向に働いたのか・・・
はたまた新居ではアレルゲンが発生する時期が短かったり(花粉があんまり飛んでいないとか排気ガスが少ないとか)いろんな原因があるのだと思います。
あとは新居が広いので、自分の居場所が確保できることでストレスの軽減につながっているのかな、、とか憶測ですが、とにかくいい方向に向かっているならそれが一番なので、環境をメモして、対策していけるように頑張ります。
そんな”持病シリーズ”、いや、こんなの本当は書きたくないんですけどね・・・・。ニャンデレラストーリー連載の中でどうしても説明しておきたい部分なので・・・。
今回は・・・
リュック

やっとリュックまで来ました。肝心のストーリーから大きく外れてしまっているのでなんとも申し訳ないのですが、お許しください。病気も、何もかも、全てが僕たちのストーリーです。
もちろん病気なんてないに越したことないですし、それができるだけ少なくなるように頑張るのが飼い主の最大のお仕事です。
でも、持病とかってさ、個性じゃないですか。その子の全てを愛してナンボです。突然の病気は本当に嫌ですし、いざそうなったときになんでもこい!どんとこい!と言えるか、と言われたら分かりませんが、持病だったら、向き合うしかないです。だってそれがその子なんですから。
そんなリュック、ここまで紹介してきた他のみんなたちの中でも、最も持病、と言いますか、病気やアクシデントが多いのです。
まず・・・
しあわせの鍵しっぽ

リュックは伝説のスペシャル綺麗な鍵尻尾を持っています。
猫圧動画などでもくるくるっと回った尻尾をブンブン振り回していたり、リュックのチャームポイントとして大好きな部分の一つです。
鍵尻尾は、「幸せを引っ掛けって持ってきてくれる」とか言われていて、その噂通り、リュックたちがきてから僕は本物の幸せ者になり、仕事も波に乗り、今では馬鹿でかい家まで建てられるようになりました。
そんな人生をゴールデン帯のテレビで特集してもらったり。。。まあそのあとムカつくことあったんですが
とにかく、猫の鍵尻尾は可愛いだけでなく幸せを引き寄せてくれる素晴らしいものなのです。
・・・が・・・
いや、鍵尻尾は持病じゃないだろ笑
そう思ったあなた。
持病なんです。
本来で言えば、尻尾は真っ直ぐであって然るべきものなのです。尻尾のある動物はその尻尾でバランスを取ったり気配を感じ取ったり、遊んだりいろいろします。
そしてもっと言えば猫の尻尾は「背骨の延長」みたいなものです。
つまりこれを人間に例えると
「背骨が永久的に折れ曲がっている状態」
ということです。
かといって、実際に背骨が曲がっているわけでもないですし、猫は尻尾がなくてもあまり生活に支障が出たりというのはないらしいので、実害はほぼゼロ!怒って尻尾をブンブンした時迫力に欠ける、とかくらいです。
じゃあ尚更病気じゃないじゃん。
そう思いますよね。でもね、鍵尻尾というは、関節異常。つまり、僕はこの言い方があまり好きではありませんが、わかりやすくいうと
「奇形」なんです。
そして、そんな鍵尻尾を持って生まれてしまった子は、関節異常を起こしやすいというデータがあるらしいのです。
かなーり昔にセカンドブログで書いていった内容と被りますが、改めてご説明します。
ある日の病院。
猫と共に暮らしてきて、ここにきて知ることになった新事実。
ある診察日に、先生のいる診察室に入ると、リュックのレントゲン写真を手に、開口一番こう言い放ちました。
「リュックくん、交通事故したことありましたっけ?」
ファッ!?
交通事故!?
確かに、リュックは里親募集で、ある種、残り物だった猫たちを引き取ったわけで、僕が引き取り我が家に来るそれより前のことはほぼ何も知りません。(ニャンデラストーリーVo.5参照)
しかし、譲り受ける時に「過去に事故に遭ってます」なんて聞いてもいませんし、いうて生後2.3ヶ月で引き取っているので、その時期に交通事故にあっていたら…流石に伝えて貰ってるはずだろうし、見た目にも分かったりしたはず、、、
んんん?
「いや、、そんな事故はしたことないですね、、、、」
そう伝えると
「ということはアレかな、、、」
恐る恐る内容を伺うと、
「先天的な関節異常の遺伝とかかもしれない。」
先天的…?
先ほどお伝えした通り鍵尻尾の猫は、そもそも骨に異常があって鍵尻尾になってしまっている所謂奇形というもの。
つまり尻尾に奇形、異常があるということは骨の異常が足など他の関節などに出てもおかしくはないというらしい。
そう、我が家のリュックのチャームポイント。鍵尻尾は、それの兆候だったのかもしれないのだ。
詳しく解説を聞きながら写真を見ると、複数の異常箇所を伝えられた。
・右肩と左肩の骨のくっつきかたが違う
・右足と左足のくっつきかたも違う
そして何より最も気になったのが・・・
腰椎が6個しかない

普通の猫は7個。リュックは6個。
これは通称「腰椎欠損症」というものらしい。
普通の猫よりちょっと運動音痴かな?
でもそこがリュックなんだぜキャワピィ
と思うことはあっても、特に問題もなく至極普通に生活してきたリュック。
ちょっとガニ股で、運動神経が悪いのには、きちんと理由があったのでした。
先生に
「これ、なおしたり、手術しないと、今後大変なことになりますか」
と、涙目で恐る恐る伺うと
「いや、正直そんなに問題じゃないですよ。猫ちゃんだとたまーにいます。鍵尻尾の子って多いじゃないですか。尻尾がやたら短い子も同じです。
年取ったらもしかしたら関節に痛みが出てきたりするかもしれないけど、そうなったらサプリ飲んだりとか、うまく対処していく感じですかね。別に一生涯痛みが出ない子も沢山いますし。本猫が元気そうならそんなに特段問題視しなくても大丈夫ですよ」
と、、、、
一安心、、、?なのかな、、、、
「老後痛みが出てきそうな場合はサプリをあげるなどして、うまく付き合っていきましょう」
とのこと。
もし関節炎らしき症状が出てきたら、こういったサプリで気をつけていく必要があるのかな。
とはいえその時は、とにかく肥満細胞腫を取り除くことに集中していたので、特段問題があるわけでもないし、経過観察となったのであった。
そして今では肥満細胞腫もすっかり治って、元気に走り回り、みんなと追いかけっこ!
そしてずーーーっと僕について回るリュック。
階段だって、キャットタワーだって、テーブルだってソファだって、僕の膝にだって、Myzooにだって、どこにでも身軽に飛び乗れちゃうぜ!
ガニ股とか、座ってる時つい片手をあげちゃうのは理由があったんだね。
僕が家を建てた一つの理由に、運動不足で関節が弱っていかないように!という思いがあったのですが、こうして今毎日猫圧で走り回っている日々は、僕を含め、精神的にも健康的にも全てにいいものになっているんだと、そう思いたい。
リュック、その素敵なガニ股走りでこれからも僕を癒してくれよ〜!
次回
乞うご期待
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