こんにちは猫マスター僕です。
先日僕の元にこんなDMが届きました。

という内容。
まず、これだけは声を大にして言います。
異変があったらまずは病院に連れて行け〜!
です。
僕自身もついついやってしまうことがあります。
「あれ・・・?なんか変かな・・・?ネットで調べてみよう・・・」
「ええ・・?こういう病気もあるんだ・・・」
とどんどんどんどん心配になってしまいますよね。
でもね、それは一番やっちゃだめ。
調べても意味ないです。
素人判断の「異変」にネットの素人が「憶測」で回答してるだけだったり、勿論獣医さんが書いている記事などは信憑性がとても高いですが、その記事の症状と自分の家の猫が同じ症状かどうかなんて、素人では分かりません!!!僕もただ猫マスターを自称しているだけの猫変態で、素人です!
症状は数多あって、それが経過を見ていていいモノなのか、今すぐ連れて行かなければならないモノなのか、それは僕ら素人ではわからないんです。

我が家のボコたんも、以前シコリを見つけたことがあります。
過去にリュックが肥満細胞種だったこともあり、一気に不安になりついついネットで調べまくりましたが、結局不安になるばかりで、すぐに病院に連れて行きました。
すると結果は「あ〜〜〜、これはただの脂肪です笑」とのこと。
こうやってネットで見て不安に思っていても先生が見たらなんてことないモノだったりもします。
それなら安心して終わりです。その「安心して家に帰れる」というのが大事です。
猫は飼い主の挙動や異変を察知し、それでまたストレスと感じてしまいます。
「実はなんてことない症状の猫の心配を過度にしてしまって不安にしているのが猫に伝わり猫がストレスを抱えてそれがきっかけで病気に・・・」
何ておとぎばなしのようなことがあり得てしまうのです。
そして一番怖い、やってはないけないのが
「まあネットでは様子見ていいって書いてあるし、1週間くらい様子見るか・・・」
です。
猫に限らず生き物の異変は、症状が結構進んでいる場合も多いです。
「なんか変だな?次の休みで連れてこ」
とか言ってたら翌朝・・・・
なんてことも耳にします。
とにかく異変があったら、ネットで調べるでもない、僕に聞くでもない、
とにかくかかりつけの動物病院に連れて行ってあげてください。それだけが答えです。
僕に聞いて僕が大丈夫っていうわけないです。
様子を見ていいモノなのか、そうでないのかは素人が判断していい範疇を超えています。しっかりプロに任せましょう。
僕は常に心配事があったら
「何がどのくらいどうなったら連れてきたらいいですか?」
と先生に聞いていて、明確に連れて行くべき線引きをしてもらっています。それでもやはり見慣れない何か異変や、わからない症状があったらすぐさま連れて行くようにしています。
だから、これを読むより先に、とにかく病院に連れて行ってください!
ただの便秘かもしれません。もしかしたら内臓で何かあったかもしれません。ご飯かも、お水を飲んでないのかも、寒いのかも、ストレスかも、何も分かりません。
それはネットで獣医さんに見せたって、ちゃんと見ないと最終はわかりません。
それを頭に入れていただいた上で、僕が「猫の便秘」に対して気をつけていることを書いて行きたいと思います。
猫にも便秘なんてあるの?

あります!
人間と同じ。消化器官の調子や、内臓の調子、ストレスなどで便秘になることは十分にありえます。
特に多いのが、冬です。
寒くなると、ついつい水を飲まなくなりますよね。体冷えちゃうし、夏と違って汗もかかないので、なんとなく喉渇かないですよね。
猫も水を飲む量がガクンと下がってしまうんです。冬は。
そこでまず第一に気をつけるのが
部屋を寒くしすぎない

部屋が冷えていると飲む量がガクンと減ってしまいます。猫は水を飲まないとあらゆる病気になりやすくなるので、便秘以前に水だけはとにかくしっかり飲むように、飲みやすいように、飲みたくなるように、徹底してあげるのが大事です。
さらには体が冷え込みすぎると内臓の動きも悪くなりますから総合的に見ても寒いのは絶対アウトです。
水が飲みたくなる環境を作る

寒いけど水飲んでね〜と言っても飲んでくれません。
そこで猫が水を自然に飲みたくなるような環境づくりが必要です。
一つは上記した
部屋を暖かくする
寒くてキンキンに冷えた水なんて寒い時に飲みたくないですよね・・・
猫の移動する動線に水を飲める場所を作る
猫は水を飲まなくても全然平気な動物です。もともと飲む量がすごく少ないので、意識させないと別に飲まなくても平然と生きています。
そこで、意外と皆さんできてない方が多いのですが、
「猫の動線に水飲み場を作る」というのをしてあげてください。
部屋の入り口や、寝床の近くなど、猫が通る場所に、目に入る場所に、「あ、ついでに飲も」ってなる場所に置いてあげてください。
それだけで飲む量がグッと上がります。我が家は一階にも二階にも、猫が毎日絶対に通る場所に置いてあるので、しれっと飲む癖がついています。
中には「隠れて水を飲みたい」という子もいるので、そこは性格に合わせて検討してみてください。
同時に何箇所か置いて、数日見てると一箇所やたら減る場所があるはずです。そこでばっかり飲むならそこに置くのがベスト!そして究極置けるなら複数置いておくのが吉です。飲む機会を増やしてあげることが健康への近道になります。
流水にする
自動給水機がとにかくおすすめです。お皿に置いておいておいてもいいのですが、猫は流水を好みます。流れている水を飲みたがるので、水が動くように自動給水機を置いてあげてください。
僕はこれを使っています。
素材が陶器でアレルギー等も安心で、お手入れもしやすく便利です。
ただ、逆に流水が苦手な子や、今まで給水気を使ったことのない子は怖がったり逆に飲まなくなる可能性もあるので、導入する際は普通のお皿とセットで置いてみてくださいね。
便秘防止マッサージをしてあげる

これも実はとても大事!
お腹を「の」の字にマッサージしてあげるのです!
触れる子であれば、お腹に乗ってきたらついでに「の」を描くようにお腹を触ってあげましょう。
猫もグルグル、我々もぷにぷにお腹をポヨポヨのぱよぱよできてハピハピです。
これが結構大事で、人間と同じく「便秘体質」な猫はたくさんいて、これをしてあげるだけで結構便が改善されます。
マッサージ自体の物理的な効果もですが、きっと心が癒されリラックスすることで精神的にもいい影響があるのだと思います。
最後に
いかがでしたか?(言ってみたかったやつ)
たかが便秘、されど便秘。
人間も便秘が生きすぎて亡くなってしまった人もいらっしゃいますし、普通に侮れません。
猫は便秘が酷くなり食べなくなったりするとまた違う病気になることもあります。
便秘に限らず、猫の異変に気がついたのならすぐに病院へ。これが基本です。

猫はしゃべれません。訴えてもきません。
我慢する動物です。
こちらが気がついてあげなければいけないのです。そしてそれ相応の対応をすることで猫達の健康を守ってあげましょう。
若い時便秘体質だったのに生活見直したらめっちゃ治った響介と便秘とかマジでない我が家の猫たち